函館国際水産・海洋都市構想とは
構想の概要
対馬海流・リマン海流・親潮(千島海流)という3つの異なった海流が流れ込む恵まれた地理的・自然的条件にある函館地域は、水産・海洋に関する優れた学術研究機関や関連産業が集積しています。
こうした地域の優位性をより高めようと生まれたのが「函館国際水産・海洋都市構想」です。目指しているのは、国際的な水産・海洋に関する学術研究拠点都市の形成であり、産学官が連携して、マリンサイエンス分野で世界をリードする研究成果や革新技術を生み出し、雇用の創出と産業経済の活性化に結びつけるのがねらいです。
函館国際水産・海洋都市構想
Idea
函館地域の水産・海洋に関する
特性・優位性を活かした新たな発想
世界をリードする
Academic
research city
国際的な水産・海洋に関する
学術研究拠点都市
- 産学官連携強化による新産業の創出
- 雇用の創出
- 産業・経済の活性化
- 科学技術創造立国の実現への貢献
構想の沿革
平成14年、水産・海洋研究による新産業創成を目指して、産官学民の有志が「函館海洋科学創成研究会」を設立。翌15年、「函館国際水産・海洋都市構想」を策定しました。
平成21年に設立された函館国際水産・海洋都市推進機構は、本構想の実現に向け、平成26年に供用が開始された「函館市国際水産・海洋総合研究センター」を学術研究の拠点基地として、産学官連携による研究開発を促進しています。
また、センター開設以来、公設試験研究機関や大学・民間企業など学術研究機関との共同研究事業の提案をはじめ、様々な研究開発に取組むと同時に、函館がもっと魅力的な街となれるよう、学術研究機関における地域との連携や観光との融合、水産・海洋と市民生活の調和をテーマにした活動にも日々取り組んでおります。
その他
海藻おしば教室やマリンフェスティバル等のイベント開催/イカマイスター養成講習会・認定試験 実施/学会やシンポジウムを開催
海藻おしば
マリンフェスティバル
イカ水槽展示